2024年2月23日、ISO（国際標準化機構）から、既存のマネジメントシステム規格に対して、箇条 4.1 及び箇条 4.2 に「気候変動の課題への考慮」を求める記述が追加された「追補（Amendment）版」が発行されました。
ベターリビングでは、登録事業者様にご対応していただく期間を十分考慮し、関連情報を収集し、関係各所と検討の結果、2025年4月１日の審査から追補版（気候変動）の審査を行うことといたしました。
つきましては、ISO認証を取得している事業者様が、今回の追補版発行に伴い対応すべき事例等をご紹介します。
詳細情報
追補版での追加の文言
４.１
組織及びその状況の理解
組織は、組織の目的に関連し、かつ、そのマネジメントシステムの意図した成果を達成する組織の能力に影響を与える、外部及び内部の課題を決定しなければならない。
【追加文】 組織は、気候変動が関連する課題かどうかを決定しなければならない。
４.２
利害関係者のニーズ及び期待の理解
組織は、次の事項を決定しなければならない。
- – マネジメントシステムに関連する利害関係者
- – それらの利害関係者の関連する要求事項
- – それらの要求事項のうち、マネジメントシステムを通して取り組むもの
【追加文】 注記：関連する利害関係者は、気候変動に関する要求事項を持つ可能性がある。