ISOマネジメントシステム規格の
気候変動への配慮(追補版)への対応について

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気候変動に関連する具体的な活動とは?

一般的に気候変動の課題への考慮として各企業で実施すべき対応(気候変動に影響を与える活動、気候変動から影響を受ける活動)は、組織よって異なりますが、環境負荷低減の活動も含め以下のようなものがあります。

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環境負荷低減の活動、CO2削減への貢献活動(与える影響)

・事業活動における負荷低減(節電)、CO2排出量の削減
・持続可能な材料、製品の選定
・リサイクル、リユースの推奨、廃棄物の削減

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異常気象に伴う影響(受ける影響)

2.1

自然災害リスク

  • – 気温の上昇(熱中症、作業効率の低下)
  • – ゲリラ豪雨(現場作業の中断、流通経路の遮断)

2.2

自然災害リスクへの配慮

  • – 自然災害による業務停止に対する対策、停電、電力需給ひっ迫の対応、
  • – 設備、データの高層化、移設、複数分散及びバックアップの対応(クラウド化)
  • – 気温上昇に伴う機器の故障、作業効率の低下への対応
  • – 原材料、資材の物流への影響に対する対応
参考(業種別に一般企業の活動事例が紹介されています)

事業事例(気候変動適応情報プラットフォーム)
https://adaptation-platform.nies.go.jp/private_sector/database/riskmgmt/index.html